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整体院Handandの柴谷です。
今回のテーマは「発達障害について考えてみた【3】」です。
発達障害について考えてみた【3】ということは当然【1】と【2】があります。
【1】と【2】をまだ読んでいない方は発達障害について考えてみた【1】からどうぞ。
記事を書く前に
私は整体師であり、医者ではありません。
よって発達障害か否かの診断をできる立場にありません。
ただ発達障害の可能性について私感を記事にしています。
あくまで実体験を基に私個人の見解を書いている点をご了承ください。
グレーゾーン
発達障害って何なんでしょうか。
- 自分や周りの人が発達障害の事を理解している
- 発達障害かも?と自分や周りが思って病院へ行く
- 発達障害と診断される
この全ての条件が合って発達障害と診断される訳ですが
- 発達障害の事を理解していない
- 発達障害かも?となっても病院へ行かない
- 発達障害ではないと診断される
この中でひとつでも当てはまったら発達障害と診断されません。
1と2のケースで発達障害かもしれない、いわゆるグレーゾーンの人って一定数いると私は思っています。
あなたの周りにもあの人もしかして…と思う人はいませんか?
#発達障害は個性で良し悪しではない
発達障害でないと診断された人
先程の「3.発達障害ではないと診断される」の場合についてですが、あなたは発達障害ではありませんと診断された人達の中にも発達障害かもしれない人って私はいると思っています。
発達障害と診断される前にテストを受けるのですが、テストは面談や筆記で行われ、色んなことを聞かれ答えます。
その回答を基に診断をする訳ですが、テスト項目によっては悩んでしまう項目もあると思うんです。
う~ん、どっちかな~みたいな。
最近の様子で判断するべきか、今までのトータルで考えるかで、回答が変わってしまう事もあると思うんです。
例えばテストの結果が50点以上で発達障害と診断されるとして、49点の人ってとっても微妙ですよね。
先ほどの悩んでしまった項目の答えをもし逆に答えていたら50点になり、発達障害と診断されてしまったかもしれないし、その逆もあるかもしれない。
そう考えると発達障害って何なんだろう?って。
これはあくまで例えで、実際私のこどもはADHDでASDの傾向もありますねといった診断で、白黒はっきり診断された訳ではありません。
発達障害は白か黒かといった明確な区別ではなくグラデーションのような濃淡の違いだと私は考えています。
診断のその先
発達障害と診断されたらどうしよう…と悩んでいる人もいるかもしれませんし、発達障害と診断されて気を落としている人がいるかもしれません。
でも先ほど言った通り、診断は指標の一つで、大切なのはその後の対処だと思います。
不得意な所を知って対処する術を身につけ、得意な所を伸ばす努力をする。
これに尽きると思います。
出来ないと困ることもありますが、仕方がありません。
#人間だもの
人間は完璧ではないので周りの人に助けてもらえばいいんです。
出来ない事を克服する努力をするくらいなら助けてくれる人を探すことに時間を割いた方がいいのではないでしょうか。
#なかなかの名言じゃない?
#自分で言うな
あとは得意なことに没頭して洗練していけたらきっと楽しい毎日が送れるんじゃないのかなと。
周囲の人として
私のこどもは発達障害で親として側で見守っていますが、やりづらそうだな、大変そうだな、と感じる時がしばしばあります。
でもこの本当の辛さは本人にしか分かりません。
私のできる事と言えば、あまり色眼鏡で見ないようにして接することかなと。
得意なことも苦手なこともあって当然ですし、こだわりが人よりあるだけ。
それもあくまで個性。そう思っています。
そして私には持ち合わせていない鋭い感性に驚かされることもあります。
#親バカですみません
親心として、ステキな大人になって欲しいと思うのですが、こどもの人生の主役はこども自身。
こどもの意思をできるだけ尊重してあげて見守っていきたいと思います。
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