プロフィール
柴谷 勝徳 (しばや かつのり)
1978年生まれ
北海道に18年、栃木に20年住み、熊本へ移住。
座右の銘は「できる事をできる時にできるだけ」
最後の晩餐は、おにぎり(具なし海苔つき)、味噌汁(具沢山)、つけもの。
整体師になる
サラリーマン時代、仕事が忙しくて体調を壊してしまいました。
ご飯をほとんど食べられず、体重もどんどん減り、心配になった私は病院へ行きました。
診断結果は急性胃腸炎。
幸い大事には至らず、服用することで体調は改善していきました。
ただ、改善後も体調を崩した原因の仕事を続けなければいけません。
その時、働き方について考えるようになりました。
会社員じゃなく、自分の力を活かして働いていくことはできないだろうかと。
体調を崩したことで、健康の大切さを痛感しましたし、もともと健康に関心があって、マクロビオティック(マクロビ)生活を送っていたこともありました。
そこで私は、健康のことを沢山の人に伝えたいと思うようになり、整体師になりたいと思うようになりました。
整体師であれば、開業して自分の力で働くことができます。
とは言え、脱サラして開業するとなると踏ん切りがつかず、悶々とする日々が続きました。
そして、2011年3月11日、東日本大震災が発生。
当時、栃木県に住んでいた私は被災しました。
地震発生時は、会社で仕事をしていて、机の下に潜り込みました。
ゴゴゴという地鳴り、建物がガタガタと揺れる音、パソコン機器類から異常を知らせるアラームが鳴り響き渡る中、机の下で死が頭をよぎりました。
やがて地震が治まり、屋外へ避難することができました。
無事に避難ができて、安堵の気持ちと同時に思ったことは、もしあのまま死んでしまったら、脱サラしなかったことをとても後悔しただろうな。
その瞬間、脱サラをして整体師になることを決意。
会社員を続けながら休みの日に整体スクールへ1年通い、整体師になりました。