発達障害について考えてみた【2】

からだ

あなたのペースで身体のセルフメンテナンスができるまでサポートします。

整体院Handandの柴谷です。

今回のテーマは「発達障害について考えてみた【2】」です。

発達障害について考えてみた【2】ということは当然【1】があります。

【1】をまだ読んでいない方は「発達障害について考えてみた【1】」を先に読むことをオススメします。

発達障害について考えてみた【1】
あなたのペースで身体のセルフメンテナンスができるまでサポートします。 整体院Handandの柴谷です。 今回のテーマは「発達障害について考えてみた【1】」です。 発達障害とは 人間は多少にかかわらずミスをします。 これはヒューマンエラーと言...

 

 

承認欲求が満たされやすい時代

私の肌感なので当てになるか分かりませんが、ここ5~10年の変化は激しかったと感じています。

インターネット、スマホは当たり前な中、Facebook、Twitter、LINE、Instagram、などのSNSを使って個人が情報発信をするようになりました。

それまでは自分の周りにいる人としかコミュニケーションが取りにくい環境だったため、家族や親戚、学校の友達、会社の人、近所の人、それから派生する繋がりくらいしかありませんでした。

#合コンとか

#行ったことないけど

例えば田舎に住んでいた学生が、インターネットで知ったアマチュアバンドを好きになり、そのバンドの魅力を友達に話したところで「誰?」となっていました。

ところが今は「このバンドが好き!」とSNSに書き込めば、ファンの人から「○○サイコー!」といった返信がくるようになりました。

マニアックな趣味趣向でも共感してくれる人とすぐに繋がることができます。

またとても絵の上手な人が鉛筆一本で写真のようなクオリティーの絵をSNSで投稿したところ、日本にとどまらず世界からいいね!されていたのを見たことがあります。

 

 

凸凹でいい

以前は周りの人にスゴイ!と褒めらるだけで埋もれてしまった才能が、今ではそこから仕事に繋がる可能性を秘めています。

現代においてはオール3の能力より、5の能力が1つあれば他は2でも1でも構わなくて、5の能力を6や7にするために腕を磨いた方がハッピーな人生が送れるのではと私は思っています。

日本人の傾向として人より劣っている部分に目が行き、そこを改善しようと躍起になりがちですが、これからは得意なことに目を向けて才能を伸ばしてあげた方がいいと思いますし、実際学校の先生は個人個人に合った教育をしてくれるようになりました。

#あくまで私感

#みんなと同じじゃなくていい

 

 

自己を知る

発達障害の人はある能力が突出していることが多いのが特徴です。

とはいえ、発達障害の人全員が突出した能力があり、才能を開花できるハッピーな人生を送れるかと言われたら、残念ながらそうとは言い切れません。

  • 秀でた才能に気づけない
  • 才能を伸ばす環境でない
  • 伸ばした才能を発信できない

どれか一つでも欠けてしまったら才能を開花することは出来ません。

そう考えると自分は発達障害だということを認識し、何が苦手でどう対応していけばいいのかを自分で知り、才能が開花できなかった場合でも日常生活が送りやすくなれるようになっておくと良さそうです。

例えば忘れっぽい人は玄関に「鍵とスマホと財布」と書かれたメモを貼るなど、事前に自分の特性と対処法を知っておけばミスは軽減できます。

 

 

分かっちゃいるけど

ただ分かっていても対処できない物事があると思います。

その場合は、周りの人に協力してもらったり、今は色んなサービスがあるので利用するというのもひとつです。

例えば朝起きるのが苦手な人は、スマホのアプリを使ってより強力なアラームにしたり、指定の時間に電話をかけてくれるモーニングコールのサービスもあります。

 

 

周囲の理解

#今回一番伝えたい部分

発達障害は一見、普通の人と変わりありません。

人と意見がぶつかったり、物を無くしてしまうことは発達障害でない普通の人でもあることなので、発達障害を理解していない人からすると、「人よりちょっとできない人」くらいに囚われがちです。

発達障害を理解していない人は「なんでまた同じミスをするの?」となってしまいます。

実は私の子どもは発達障害で、私の勉強不足により子どもを理解してあげることができない期間がありました。

 

 

発達障害のことを知っているのと知らないのとでは対応の仕方が全く変わります。

例えるなら、生まれたばかりの赤ちゃんに会話が通じなくても、お漏らししても怒りませんよね?

できないと分かっているからです。

でも成長して会話ができてトイレができるようになると、年齢に合わせて「これくらいはできるでしょ」と高を括ってしまいます。

そして一般の人が当たり前にできることを発達障害の人ができないと「なんで?」となって同じことが繰り返されることで感情的になってしまいます。

ところが、発達障害のことを理解していれば、感情的にならずに手を差し伸べてあげることができます。

 

 

発達障害の子を持つ親

私の場合、自分の子どもが発達障害なのと整体師をいう職業柄、身体に関することに関心がありますが、そうでない場合、発達障害について考えることはないのかもしれません。

ただ発達障害の人は、あなたの周りにも必ずいます。

家族、親戚、恋人、友達、職場や学校など。

発達障害は一見、普通の人と変わらないし、発達障害だとしてもカミングアウトしていないかもしれないし、発達障害と自覚していないかもしれません。

発達障害と聞くと重いイメージを持つ人もいるかもしれませんが、私にとって発達障害は一つの個性という認識です。

だから大したことないよということではありません。

実際、私達夫婦は悩んでいますし、こどもも色んな思いをしているので。

ぶっちゃけ今でも手探り状態なところもあり、悩むこともしょっちゅうです。

 

 

妻と話して、同じように悩んでいる人がいるのなら私たちの経験をお話したり、相手の話を聞いたりする場があってもいいんじゃないかと。

そこで私達は発達障害の子を持つ親に向けた情報発信をしています。

#私達と言いつつほとんど妻が発信しているのは内緒

情報はInstagramで発信していて、アカウント名は「wagakoha_adhd」になります。

是非一度覗いてみて欲しいですし、良かったらフォローもお願いします。

コロナが落ち着いたら集まってお話しできたらいいなと思っています。

発達障害について考えてみた【3】へ続きます。

 

 

合志市や合志市近郊で整体院をお探しならHandandへ。

【人生を楽しむためには健康でなくちゃがモットー】の柴谷でした。

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